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2014年07月03日

本業一筋から、サイドプロジェクト(パラレルキャリア)を持つ時代へ


私は以前より「パラレルキャリア」という、本業以外にもう一本の軸を持って活動することをお勧めしています。働き方について様々な話題提供をされている「ICHIROYAのブログ」さんでも、本日これに関連する記事がありましたのでご紹介します。

◯『趣味』と『副業』と『サイドプロジェクト』とはどこが違うのか~夢をサイドプロジェクトで叶えるために - ICHIROYAのブログ
http://kyouki.hatenablog.com/entry/2014/07/03/075251

・サイドプロジェクトとは、本業とは別に、自分が本当に好きなことで、何かをすること。

・パブリックなゴール(目標)がある。誰かのためになる。対価をいただけるほど、役に立つ。始まりと終わりがある。失敗か、成功かがある。

(ここまで引用終わり)

サイドプロジェクトすなわちパラレルキャリアの魅力は何なのでしょうか。自分が「好き、かつ強みを持っている」分野で、相応の対価を得てソーシャルな課題解決に取り組むことは、具体的な成果発揮につながり易いですし、何より精神的な満足度が高まります。

パラレルキャリアはボランティアとは少し異なり、あくまでも対価をいただきます。本業以外にも何かに取り組むきっかけとしてのボランティアを始めることには価値がありますが、対価を得ないことはサービスの期待値を下げたり、継続性の低下につながります。タダが良いかそうでないかは場面場面で議論の分かれるところですが、少なくとも「キャリア構築」の観点からは、タダの仕事は事業領域の広がりを持ちづらく将来的な本業に変化し辛いという点で、パラレルキャリアよりも効果は限定的だと感じています。

また、目的が利己的ではなくパブリック(ソーシャル)であり、その活動の結果として誰かが救われたり、喜んだりするものがパラレルキャリアに適しています。営利目的の活動はいわゆる「副業」であり、稼ぎを得ることが目的である点で意味づけが異なります。精神的な満足度は、その取組内容が人々に受け入れられてこそ、高まります。

さて、終身雇用の時代は終わりました。ワークライフバランスや、育メン、裁量労働制など、働く文化や仕組みは日々変化しています。肝心の自分自身は、変化できているでしょうか。平均寿命の伸びと合わせて老後は長くなります。30代、40代から本質的に自分が社会に果たしたい役割=「本当のしごと」を探し、パラレルキャリアとして取り組んでみること。一歩踏み出してみるとボールは転がり続け、案外続くものです。そして、行動・発信している人には必ず支援者が現れます。頭の中で可否や将来像を構想する前に、具体的に何か一つ始めてみることが、全てのはじまりです。花を咲かせるのは、自分です。






  • Posted by スキルノート at 19:30│Comments(0)
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